1）契約事務手数料について 契約事務手数料の考え方については不動産業界の闇のような部分になり、説明が非常に難しいのですが、福岡の場合のほとんどの物件は、管理会社から仲介会社に事務手数料という名目の請求が行われます。 これが何かと言われると、はっきり言えば意味が分からない部分になります。 しいて私が解釈する内容でお答えすると、契約書や重要事項説明書の作成やその他諸々の契約関連の書類等を準備するからお金を請求しますという内容のようです。 世の中の一般的な考えで行くと、いやいや書類作るのなんて最初から分かっている当たり前の作業でしょ？ と思われると思いますが、ほとんどの物件でこの費用が請求されます。 ​ちなみに金額は管理会社ごとに違い、5,000円から20,000円と幅があります。 ちなみにもっとおかしな話なのですが、管理会社が契約書や重要事項説明書を仲介業者に作らせる会社もあります。 管理をしている訳ではないので設備の内容や建物の所有者が誰なのかも分からないのですが、なぜか仲介業者に作らせて事務手数料を取る会社も相当数あります。 当社の見解としては、仲介手数料を0円で行うのにあたり、更に管理会社の事務手数料の負担まで行うのは厳しいため、管理会社から出てきた請求書はそのままお客様に見ていただき、入居にかかる費用はご負担いただくシステムを取っております。 また、当社が書類作成をしなければいけない場合は、本来の仲介業務のお手続きとは別の仕事となりますため、契約書と重要事項説明書のどちらか一つを作成する場合は5,000円を頂きます。 2つ作成しなけれないけない場合は10,000円を頂きます。 おかしな話と感じられると思いますが、おかしな業界ですのでお許しいただけましたら幸いです。