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男の覚悟

執筆者の写真: 浦上利夫浦上利夫

更新日:6 日前

男の覚悟


これが分かるのはどのような時か。


私は有難いことに沢山の人に出会わせていただいた。


そして、今見えるいくつかの答えの中で一つあげるとすればこの場面になる。


「物件を買うとき」


この時にその人の器の大きさや、強さ、誠実さ、やさしさ、考え方、本当にいろんなのことが凝縮する。


自分が何を欲しているかもわからず、とりあえず内覧してみようと繰り返し、結局、心も定まっていないから買わない。


買わないだけなら良いが、契約の前に心が迷い、物件のあら捜しを始める。

そして、断る理由が見つかれば買わない理由を人のせいにする。


そんな人たちが残念だか一定数いる。

そしてその人たちの基本スタンスは、自分さえよければ人はどうなっても構わないという発想である。


私はそんな人は理解できないし、そんな人と付き合いたいとも思わない。

そして、何に怯えているのかも分からない。


買った後に嫌になるなら売ればいいだけの話しである。


当然資産価値の話は出てくるが、中古物件なら大幅な価値低下など起らず予測の範囲内で売却は成立する。


特に福岡の需要や将来性の情報をつなぎ合わせると、日本有数の市場と感じる。


決断が出来ない人がいれば優秀な人もいて、頭が良い人は決断力も速いというのはこの面ではっきり分かる。


私のお客様は本当に優秀な人が数多くいて、普通では絶対に会えないような人も沢山いる。


そんな人は、物件に対する私の分析を聞いたあとに必ず最後にこう言う。


「何かあっても俺のせいだから」


さすがというほか無い。


自分の決断に責任を取る覚悟を持っている。


こういう人は強い。


何をやっても当然成功するだろう。


逃げたいときなど誰にでも当然起こりえる。


特に大きな決断の時は当然迷うものである。


なーんて、世の中の大半の人は思っているだろう。


いや、でもそうじゃないことを知って欲しい。


迷うことに共感する人は、残念ながら自分自身のことすら信じられていないので、自分の選択したことから当然逃げてしまう。


全員皆生まれたときは同じスタートを切っている。


お金持ちの家に生まれようが貧乏だろうがそんなこと関係ない。


「いやいや、環境で人生は変わるじゃん」


なんていう人は、


脳で勝手に作り出した起こりもしない不安にコントロールされる、人間力という経験値が未熟な人である。


覚悟を決めている人は自分に起こることすべて受け止めて、それを言い訳にせずただ前に進む。


道なき道を進むためには当然生き残るための知識や知恵を持たなければいけない。


だから勉強をする。


どんなことでもどん欲に勉強して、一見交わるように見えないその点と点をつなぎ合わせ、誰も考えないようなひらめきを見つけて実験していく。


物件を買うときも迷っているのではなく、自分の中で答えはすでに出ていて、その正確性の検証を人の意見を聞いて確かめてるだけに過ぎない。


人生あっという間に過ぎていく。


迷っている暇なんてない。


決断は前に進むための唯一の方法である。


昔、孫正義の動画を見て自分と同じことを思っているんだと思った言葉がある。


【現状維持は退化と同じ】


そんなことを言っていた。


今でこそ世の中にその言葉を使うような沢山いるが、その言葉をメディアを通して大々的に広めた日本人は孫正義が最初かなと私は思う。


当然世界にはそれと同義語はあるが、孫正義が良い人間か悪い人間かは分からないが、何かを成し遂げている人には変わりはない。


ちなみに古い人の言葉だとこんな感じである。



ゲーテ


「今日進歩しない者は、明日退化する。」


ウォルト・ディズニー


「前に進み続けなければならない。さもないと、後退してしまう」


ウィンストン・チャーチル


「改善しようとしない者は、衰退する運命にある。」


これらの言葉はシンプルに真実である。


では、不動産を買うということを迷わず決断できる強さを持つためにすべきことは何か。


私が言えることはただ一つ。


勉強しろ。

情報は目の前に転がっている。

テレビの前にも本屋にもユーチューブにも傍にいる誰かの言葉にも情報はある。

情報をかき集めつなぎ合わせろ。

そして鮮明に未来を見ろ。


と、ただそれを伝えたい。


不動屋なんて悪い人の集まりだ。


当然、私の言葉なんて信じないくらいがちょうど良い。


自分で勉強をすれば相場観も分かる、お金がいくらかかるかもわかる。


物件購入にどれだけの諸経費がかかり、ずっと続いていく税金がいくらかだってわかる。


それを学ぶことができるレベルなら、自分が今稼いで給料から引かれている税金が累進課税という恐ろしいシステムであるということすらも理解し、日本が成長しない意味まで知れるだろう。


そもそも、勝てることが出来るわけない浅い知識なのに、資産価値が下がらない物件を買って勝とうとするから、余計決断が出来ないと私は思う。


勝負は勝つのが重要ではなく、負けないことが重要であることを知ってほしい。


私が不動産の知識を得たことにより伝えられる言葉は、買っても5年で売ればよいと心の底から思っている。


ちなみに賃貸物件を借りる人の1物件当たりの居住年数は4~6年と言われている。


ちなみに、物件購入で1番かかる捨てるお金は不動産屋の仲介手数料である。

3000万円の物件を買っても売っても、どちらでも105万円を不動産屋から請求されてしまう。


当社を使えば売却は0円だし購入も上記の半額なので、他社売買で210万円捨てるお金が50万円で済むので、よほど資産価値が下がる物件でなければ負けることはないだろう。


それに賃貸物件は投資でやっているため、利益を上げるために設備も作りも当然安い。

どうせ同じお金を出すなら良い物件に住んで気持ち良い時間を過ごすことも負けない状況だと思う。


今の地合いで福岡が推移するのであれば、仲介手数料を法定上限に目いっぱい取る他社の場合であっても、10年くらい住めば負けない状況になるだろう。


本当に、無駄な仲介手数料と銀行の融資手数料2.2%が無くなれば1年でも売って買うくらいの未来が来てもおかしくないし、それは作れると思う。


当社が価格以外でやるべきミッションの一つとして、流動性を高めるためにも現在の施策を行っている。


日本全国、各々の事情があり、人口が減るところでは資産価値が低下する方が普通になるだろうが、賃貸にお金を捨てるくらいなら買うという選択肢は当然持ってほしい。


賃貸推奨派のユーチューバーなど信じているようでは完全に終わっている。


不動産の素人相手に賃貸のほうが良いなんてポジショントークを繰り広げる人間を私は馬鹿だと思っている。


人口減で当然生き残る場所は局所的になるが、インフレの恩恵を不動産は当然受けるので、インフレ、金利の動向、国と地方の1500兆円ある債権、社会保険料の上昇、世界の状況、為替、国の政策、ほかにもまだあるが、そのようなことの全体を通して不動産というもののメリットデメリットを話さなといけないと私は感じる。


CPIがどう推移しているか、そして金利と賃金がCPIの上昇率と比例するかを注視して見てほしい。


CPIと言う言葉すら分からない不動屋はやめた方が良い。


是非、あなたが不動産屋と話す機会があればCPIって知ってる?


と聞いてほしい。


別に横文字を使う必要もないが、消費者物価指数からのアプローチからでも未来を語れないなら、チャットGPTに相談するほうがよっぽど利口だろう。


決断できる人間は当然このようなことも含め、世の中の流れを大局的に読むことが出来る。


そして、例え分からなくても決断が出来る人は馬鹿でもあり本物の男だと思う。


馬鹿は決して悪いわけではなく、先にも言った


【前に進んでいくことができるとんでもないすごい男】


という意味で最高の誉め言葉である。


この仕事をしていると、色々な人と出会う。


億の物件を現金で買う人もいればそうじゃない人もいる。


迷う人もいればそうじゃない人もいる。


でも、決断できる人達は必ず幸せなエネルギーを持っている。


幸せのエネルギーを持っているから決断できるだろって?


そうじゃない。


決断が先である。


決断し続けているから幸せになり続けている。


嘘だと思うなら試してみてほしい。


私が言っていることが理解できるだろう。


物件を買うにしても買わないにしても売るにしても、常に決断である。


人のせいにせず、自分で判断をすればその決断に光が見えてくる。


退路を断って、前に進んでほしい。


それが最良の答えだから。

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