最近、この話題が良くも悪くも飛び交っている。
これで何が起こるのか。
正解を言える人間は世界に一人もいない。
未来にならないと正解は分からない。
日本にとって良いことという人間もいれば、ダメという人間もいる。
どれが正しい情報かは分からない。
でも、今の情報量から導き出せる答えはこれだと私は言える。
日本は残念ながら全ての人を救うことを止めた。
大きな格差社会が起こることを選択した。
99%の貧乏人を見捨てて1%の金持ちのために日本は生きることを選んだと思っている。
なぜ99%と思うかもしれない。
これは日本における中小企業の数が99.7%あり、その中小企業で働く人間を指している。
未来は1000万円の年収があろうと貧乏人として扱われる、そんな時代になる。
なぜかって、為替がすべてであるからである。
テレビでは企業がどこも賃上げしていると言っている。
そして大手が賃上げしている。
一見すると景気の良い話だが、なぜ賃上げしているかって?
国が多額の助成金をばらまいているからに他ならない。
毎年毎年賃上げするなら良いだろう。
でもそれは不可能である。
金利が1%を維持し、賃上げも毎年1%を実現できるなら未来は明るいだろう。
でもそれは残念ながら不可能である。
助成金に頼る賃上げをあたかも景気が良くなって上がっていると嘘情報を平気で報道するメディアがいる限り、日本が良くなることはない。
日本が生き残るためには、確かにゼロ金利を止めないといけないのは事実である。
でも利上げをすると国債の利払いだけでとんでもない額となる。
税収が71兆円なのに、正常な国を目指すのであれば2%の金利を目指さないといけないので国債発行額から換算すると利払いだけで数十兆にもなる。
国債が膨らみすぎて金利を上げられない日本。
そして毎年国債に依存する日本の税収の仕組みを変えなければ日本は終わる。
今回の策は一瞬だけよくて、近未来で多くの人々を見殺しにすることになる。
特に若い人には恐ろしい未来となるだろう。
逆の見方をすると多くの人々を犠牲にしてリセットする覚悟であればこの施策は良いと思う。
日本を本当の正常なところに戻すのであれば、沢山の人が死ぬが正しい判断だとも思う。
どちらが正解だと思うか?
私は物事を客観的に見る性格のため、今回の判断は正しいと思う。
多くの人が大変になっても日本という国を残すなら正しいと思う。
残念ながら日本人は平和ボケしてしまった。
世界のすさまじい発展や状況を知らない人がほとんどだ。
そして日本という国をなぜか信じ切って、国が自分を裏切ることは無いと思っている。
もうすでに様々な面で言っていることをコロコロ変えて嘘つき状態なのに、ある種詐欺師的な感じすらするものをまだ信じ切っている。
公には国民を守ってあげる体の雰囲気を醸し出し、皆が気づかない所でこっそり自分の身は自分で守れよと発信している。
まぁ政治家は当選するのが使命であり当選した後はどうでも良いので、自分に投票をしてくれる都合の良い人を優遇するという流れが今も昔も変わらない。
自分に投票もしてくれない、パーティー券も買ってくれないお金の無い人は守ってくれないものである。
日本の将来について、日本の現状について、最悪のケースがどうなるか、これってきちんと説明義務を果たさないといけないと思う。
こんな重要なことを言わないというのは、契約を結ばせてトラブルが起こったときにここに書いてあるじゃないですか、と説明義務を果たさず自己利益に走り人を陥れるクズ企業が行うような手法と同じである。
本当に残念なことだが、こんなに貧乏な国なっているのにまだ気づかない人がいる。
外国から物価の安い国とみられて観光や不動産を買われているのに、観光立国に驀進している。
観光地の成れの果てを思い出してほしい。
人気が廃れたら街が死んでいるのを見ていないのか?
飽きられたら終わりだ。
外国の人にお金を恵んでもらう生き方が最善だと思ってはいけないと思う。
ゼロ金利解除で何が起こるか?
ハッキリ言うが、これだけでは何も起こらない。
銀行だけが儲かる仕組みにはなるが、一般の人には何の恩恵も無い。
住宅ローンの変動も危ないかと言えばこのくらいでは何も起こらない。
そんなことが本質ではなく、お金をじゃぶじゃぶ市場にばらまいて正常を装っていたのが終わるため、というか、終わらせないと被害が大きくなる限界が来たため、やむを得ず無理やり多額の助成金活用でのバラマキ賃上げであたかも景気が良いようなニュースを流し洗脳している。
長期的に見れば金利を2%に上げないと円安は止まらないと思う。
でもそこまでは上げられない。
じゃあ賃上げを毎年2%上げれるかと言えば不可能である。
来年も今年みたいに給料が上がると思っている人間がいるなら終わっていると思う。
じゃあどうなるか、だらだら円安になって1000万円稼ぐような人間も世界から見たら貧乏人と思われるようになる。
ジンバブエを例えに出すのは申し訳が無いが、100兆ジンバブエドルがいくらになったかというと0.3円だったというお金の価値がなくなることになってしまうだろう。
まぁこんなインフレになる前に預金封鎖して国をリセットする方が早いが、インフレを起こし借金を減らすという原始的な手法しか短期で楽な再起の方法は無いため、頑張ってじゃぶじゃぶマネーで株高を演出している。
今からニーサなどの分散投資をする人は馬鹿である。
ITバブルの時も同じ雰囲気だったが、素人が参入しだしたら近いうちにはしごを外されるだろう。
近いと言っても半年から1年くらいと私は予測するが、今から株の投資なら私ならやらない。
日本単体で生き残る術をしいて上げるとするならば、アメリカの子分の日本なので、アメリカが利用し続けようとすればまだ何とかなるかもしれないが、アメリカが捨てるという判断になれば簡単に終わると思う。
1%の生き残る人間は日本を出て世界で生きることができる人だけである。
日本が生き残るためには世界と戦わないといけない。
戦うと言っても戦争ではなくビジネスで勝つという意味である。
日本も命を削って働いていた時代があった。
土曜も仕事をして、寝ないで働いていた時代が30数年前はあった。
学校が週に1回だけ土曜日を休みにしたのが1992年。
2回だけ週休2日制を導入したのが1995年。
完全週休2日制にしたのが2002年と最近のことである。
銀行と公務員は1989年から導入されている。
働くことは悪いことではない。
なのになぜなるべく働かないように強制的にしようとするのだろうか。
皆は不思議には思わないのだろうか?
大きな力によりコントロールされ、どんどん馬鹿になっていく日本という国。
働かない人間は何も得られない。
誰に忖度しているのかはいちいち言わないが、忖度で変わることもできない国。
ちなみに週休2日制の命題は「1日休養、1日教養」である。
私はいつか国債の発行バランスと銀行が国債を買えなくなるタイミングが超円安になる可能性が起こるかもしれないと思っている。
それとは別でも、世界から見放されたときに超円安になるとも感じている。
人口減からくる日本の衰退も円安になる理由。
いつその日が来るかは分からないが、私はその日が必ず来ると思っている。
円安で製造業が生き残る?
技術力が海外に取られていく状況が作られているのに、輸出国家と思い続け円安が未来永劫良いと思っている人もいるが、円安で良いわけがない。
それはまやかしであると思う。
2023年の貿易収支は9兆3千億の赤字である。
国民から高い高いと言われ続けながら吸い上げた税収が71兆なのに、9兆円が海外に流出してしまった。
日本に残された道は、国内からお金が流出しないビジネスモデルを構築すること。
海外からお金が入ってくるように、仕組みを作ること。
アイフォンでアプリを買えばアメリカにお金が行く。
海外企業のサービスを使えば日本からお金が出ていく。
日本にお金が入るサービスを作らないといけない。
世界で戦う企業が少ない日本。
国内のお金を国内で奪い合うビジネスに徹するだけの日本。
どんどん貧乏になっていく負のスパイラルから抜け出せない日本。
戦わないと。
観光だけに依存せず、世界の垣根を越えるにはITしかない。
ITで世界に誇れる会社は日本にないが、日本で少しでも成功しているなら世界に戦いにいってほしい。
日本の中でお金を稼ぐのではなく、少しでも早く世界に戦いに行ってほしい。
いつもリクルートを揶揄してしまうが、あれだけ日本国内のありとあらゆるサービス業を支配しポータルサイトという箱を作るだけで莫大な利益を上げている会社である。
利用した企業に仕事をさせて箱を貸すだけで自動的にお金が入る仕組みを作っている会社。
リクルートには本当に世界で戦ってほしい。
逆の発想で、この分野で世界展開が出来るのであれば、勝手に日本にお金が入る仕組みが簡単に作れるかもしれない。
容易くはないだろうが、ITで世界からお金を稼ぐことができるのはリクルート並みの感覚が必要だと思う。
円安を食い止めることが日本の生きる道であると思うので、どうか99%の人を見捨てないで生き残る道を日本には作ってほしいと願う。
2%のインフレのためにとんでもない痛みが伴ったとしても、国債の買い入れに依存する国の運営やETFにより買い入れた市場規模約7%の日本株の売却をして、正常な状態に誘導してほしい。
きちんと説明すれば国民は納得すると思う。
もちろん政権は変わるだろうが、それを引き受けるような政党であれば必ず信頼は得られるはずである。
私は無宗教でもあり、支持政党も無い。
臨機応変に変化することが生き残る最良の方法と思うので、政策など良いと思うものが有れば与野党で組んでも良いという発想を持つ政党が出てきても良いと思う。
過半数を取るゲームが大事なんじゃない、国民がきちんと安心して暮らせる未来を創るのが政治家の行う使命だと思うので、30年後、50年後、100年後まで考えて欲しい。
日本という国における最大のリスクは円安と地震くらいだと思うので、予測できる円安というリスクだけは回避してほしいものだ。
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